ちょっと悔しいお話
暑くなったり寒くなったり、大雨に見舞われたりと、気候が年々おかしくなっています。
海水温度が上がり、いつも獲れていた漁場でお魚が獲れなくなって、不漁続きで漁師さんは参っているようです。
元の四季のある美しい日本に戻って欲しいものです。
加えて今年は、新型コロナウイルスに翻弄された年になりました。
無駄な一年になってしまいましたと、患者さんからも嘆きの声をお聞きしています。
今年一年は、自分にとってもとても悔しい年になっています。
昨年の10月末に受けた人間ドックで異常が見つかり、精密検査の結果、癌の診断が下りました。
まったなしで即入院となり、化学療法が始まりました。
いろいろな副作用が出ることを聞かされましたが、幸いおおきな症状は出ず、休薬中は普通に過ごすことができました。
今年に入ってからは外来での通院治療となり、またコロナ禍への対応で、患者さん方にはご来院日時の調整をお願いしながら、仕事との両立を続けることができました。
しかし、次第に副作用の骨髄抑制が現れるようになり、血液成分が減って、成分輸血に助けられながら診療も続けてきましたが、
2週間前に鼻血が止まらなかったのをきっかけに、入院して徹底治療をすることにしました。
幸い石井善仁先生が院長を務めてくれることになり、自分も病院からリモートワークで長年一緒にやってきた山下技工士と玉木衛生士とも毎日細かく相談しております。
1日でも早く回復し、診療に戻るために治療をしておりますので、引き続きよろしくお願いします。