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 コラム 第199回  2021. 01. 27

ご挨拶

この度、片山歯科医院の3代目院長に就任いたしました石井善仁です。 簡単ですが自己紹介をさせていただきます。

私は、片山 隆先生の母校である東京歯科大学を卒業、研修医を経て同大学の歯周病学講座に大学院生として入局しました。 診療・研究・教育に従事し、大学院では歯周病によって失われた歯周組織(歯を支える組織)を再生させる治療に関する研究を行っておりました。 現在、その材料は『リグロス』という商品として歯周病治療に用いられています。 大学病院には10年勤務し、2014年から週1回片山歯科医院にて診療の補助を行いながら、昨年より職員として勤務し治療に携わってきました。

ご存知の方も多いと思いますが、歯周病は成人の多くが症状に差はありますが罹患している病気であり、重症化すると歯を失う原因となります。 病気の進行に自覚症状がほとんど無いため、気がつく頃には歯を支える骨が広範囲に溶けてしまい、グラグラして噛みにくい、膿の臭いがするといったことで初めて自覚することがあります。 症状が重篤な場合は、治療を行っても歯を残すことが難しいこともあります。 お口の中は、加齢とともに歯茎が痩せたり、噛み合わせのバランスが変化したりと経年的な変化が起きることで、歯周病の進行を悪化させることもあります。 そのため、定期検診で受診して頂くことで、早期に問題を発見し適切な治療を行って歯の保存を行うことができます。

これまで学んで来たことを生かし、患者様がたの健康増進に寄与できるよう努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。




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