歯科用ユニット
片山歯科医院の受付後方の部屋にある治療用椅子(歯科用ユニット)。実はこの歯科用ユニット、導入したのは初代すなわち先々代の院長で、なんと35年以上もの間活躍し続けているのです。今も保管してあるそのカタログを見ると「西ドイツ」という単語が出てくることからも、どれだけ長く使っているかがよくわかります。
ドイツの旧シーメンス社製、「シロナM1トリートメントセンター」という名のこの歯科用ユニット。1983年に誕生、人間工学に基づき歯科医師・患者・介補者すべてに配慮された設計になっており、今日に至っても全く古さを感じさせないデザインや性能に、大変満足してこれまで使用してきました。患者さんの中には、座り心地を気に入ってこちらの部屋をご希望される方もいらっしゃいます。
しかしここにきて流石に替えの部品も無くなり、入れ替えの必要性を感じることが度々出てきて…ついに新しい物に交換することとなりました。長年使用してきた分手離すことに大変悩みましたし、とても名残惜しいですが、残りの期間しっかり働いてその役目を全うしてもらおうと思います。