学生実習
先週、母校である東京歯科大学の歯周病学実習へ非常勤講師として行ってきました。
大学4年生のカリキュラムで4ヶ月間に渡って行われ、今年度はすでに3回目の参加になりました。4年生というと次年度には臨床実習に入る学年ですので、身だしなみを整え実習に取り組んでいる学生たちの顔は皆真剣です。私自身にとっては普段の診療から離れて学生教育に参加することにより基本を再確認することができますし、大学教員として働いている先生や他の非常勤講師の先生と情報交換をする良い機会にもなっています。
ちなみに東京歯科大学は2014年にキャンパスが水道橋駅近くに移転し、実習もこちらの建物の中で行われています。私が在学していた当時は千葉県の稲毛に大学があったため、今の学生達とは全く違うキャンパスライフを送っていました。昼間は勉強に勤しみ、夜は同じ敷地内で部活の弓道を。広い学内には宿泊施設もありましたので、試合前にはそこで合宿をし、朝食を学食でとって授業へ行ったこともありました。
アクセスの良さでは圧倒的に現在の地の方が勝りますが、稲毛の広大なキャンパスで仲間と過ごした学生生活もなかなか良い時間だったように思います。
母校は移転しましたが、これからも大学の同窓生として、後身の教育にも貢献していきたいと思っています。